ハム工房 HISAMATSU、原材料変更のお知らせ
9月も半ばを過ぎ、工房を出入りする風にわずかな涼やかさが混じり始めました。この季節の変わり目に、私たちハム工房 HISAMATSUから、みなさまに大切なご報告がございます。原材料の変更と、それに伴う価格改定についてです。
篠崎畜産様と紫峰ポークとの出会い

きっかけは、長年にわたるお付き合いにありました。私たちは2004年ごろから、SPF豚認定農場 篠崎畜産様(茨城県稲敷市)と、委託原料豚の食肉加工という形で取引を続けてきました。その中で、篠崎畜産様が豚と真摯に向き合う姿勢や、豚肉の品質の高さは、私たちも以前から強く感じていたところです。
私たちの工房では、つくば市の自家農場でも「いも豚」を育ててきました。そのため、同じような肉質を持つ豚肉を探していたところ、篠崎畜産様が「紫峰ポーク」という名前で、茨城県産銘柄豚としていも豚を取り扱っていることを知りました。ご相談を重ね、原材料としてご協力いただく形が整いました。
最初に仕入れた紫峰ポークを、ハムソーセージに加工する前に、一度精肉としていただいたことを今でもよく覚えています。口にした瞬間、私たちは心の底から「美味しい」と感じました。この豚肉でハムソーセージを作れば、きっと贅沢な一品になる。そして何より、今までと変わらないハム工房 HISAMATSUとしての味わいをお届けできる。そう確信した瞬間でした。
価格改定という決断まで

私たちの理念は「心満たされる、食卓を。」です。手作りのハムソーセージを、特別な日だけでなく、日常の食卓で味わっていただきたい。そのためには、日常の中で手に取りやすい価格を守り続けたいという思いが、私たちの中に常にありました。
だからこそ、原材料変更にあわせた価格改定の判断には、慎重に慎重を重ねました。品質を守り、安定した供給を続けていくために必要な変更である一方、これまで大切にしてきた「手に取りやすさ」を損ないたくない。その両立をどう図るか、スタッフ一同で何度も話し合いを重ねてきました。
その結果、今回の価格改定は、商品によって幅は異なるものの、おおよそ2〜10%程度の範囲にとどめることといたしました。新価格は2026年10月より、順次反映してまいります。
直売所でお客様と接する中では、これまで幾度となく、私たちの価格へのお声をいただいてきました。「専門店の本格的な味わいが、手に取りやすく嬉しい」など。価格に対して驚かれることもあり、「もう少し値段を高くしてもいいのでは」という声もありました。お取引先のカフェ業態の方からも、「無理をせず、気兼ねなく価格を見直してほしい」というあたたかいお言葉をいただいたこともあります。そうした声の一つひとつが、今回の決断を後押ししてくれました。
これからも、日常に寄り添うハムソーセージを

原材料の変更、そして価格改定は、私たちにとって簡単な決断ではありませんでした。それでも、これからも変わらぬ美味しさをお届けし続けるための、大切な一歩だと考えています。
つくばの自家農場とともに歩んできた道のりへの感謝を胸に、紫峰ポークという新しい原材料とともに、私たちは次の一歩を踏み出します。
今後とも、ハム工房 HISAMATSUのハムソーセージを、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしければ、オンラインストアもぜひ覗いてみてください。
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