いちじく生ハムカプレーゼで秋の旬をいただこう
秋になると、工房に訪れるお客様から「いちじくの季節ですね、生ハムに合わせるんです」と声をかけてくださることがあります。旬のいちじくと、ハム工房 HISAMATSUの生ハムを合わせたカプレーゼは、私たちが実際に作って美味しかった一皿です。今回はそのレシピと、いちじくの楽しみ方をご紹介します。
いちじくが旬を迎える今だからこそ味わいたい理由

いちじくの旬は8月から10月。中でも秋果と呼ばれる時期のいちじくは、当年に伸びた枝に実をつけ、甘みが強く出るのが特徴です。夏果に比べて流通量も多く、店先で見かける機会が増えるのもこの時期です。
私たちが生ハムと合わせるなら、迷わず秋のいちじくをおすすめします。果肉がしっとりと熟し、口に入れた瞬間にとろけるような甘さが広がるからです。皮にハリとツヤがあり、お尻の部分がわずかに割れて甘い香りが漂っているものを選ぶと、失敗が少なくなります。
「無花果」の名前の由来と、迷わない食べ方
いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、これは花が咲かずに実をつけるように見えることから名付けられたそうです。実際には、果実の内部に小さな花が密集していて、外からは見えないだけなのです。名前の由来を知ると、いちじくを見る目が少し変わるかもしれません。
食べ方に迷う方も多いのですが、実はとてもシンプルです。よく洗えば皮ごと食べられますし、完熟していればヘタを折って下に引くだけで、バナナのように皮がむけます。半分に切ってスプーンですくい、赤いつぶつぶごと楽しむ方法もおすすめです。工房では、皮ごと切ってそのまま生ハムと合わせることが多いです。
実際に作った「いちじく生ハムカプレーゼ」のレシピ
先日、私たちがInstagramで発信したレシピが、想像以上に反響をいただきました。作り方はとてもシンプルです。
作り方は、いちじくとモッツァレラを食べやすい大きさに切って交互に盛りつけ、その上に生ハムを重ねるだけです。仕上げにオリーブオイルとはちみつを回しかけ、岩塩とブラックペッパーをふれば完成です。生ハムを一番上に配置すると、口に運んだ瞬間に香りと塩気がふわっと広がります。
いちじくと生ハム、モッツァレラの楽しみ方バリエーション

基本のカプレーゼに飽きたら、少しアレンジを加えるのも楽しいものです。いちじくを縦4等分に切って、生ハムでひと巻きするだけでも、見た目が華やかな一品になります。
味付けを変えるのもおすすめです。はちみつの代わりにバルサミコ酢を煮詰めたソースを線状に垂らすと、酸味とコクが加わり、より奥行きのある味わいになります。生ハムの塩気とモッツァレラの濃厚さを引き立てたいときは、上質なオリーブオイルを少し多めにかけるとバランスが整います。切り方や味付けを変えるだけで、同じ食材からいくつもの表情が生まれるのがこの一皿の魅力です。
秋の一皿を、HISAMATSU の生ハムで

いちじくと生ハムのカプレーゼは、切って並べるだけで秋らしい贅沢な一皿になります。旬のいちじくを見つけたら、ぜひ工房の生ハムと合わせてみてください。
直売所では、生ハムをその場でグラム単位でカットしてお渡ししています。その日の食卓に合わせて、お好みの量でお選びいただけますので、いちじくの旬な季節にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
筆者について
久松勇斗
ECエンジニアから、ハム職人へ。
2021年に新卒でアクセンチュアに入社し、大手企業のECサイトをつくるエンジニアとして経験を積んできました。現在はその経験を活かし、家業であるハム工房 HISAMATSUのオンラインストアを運営しています。
IT業界から食肉製造業へ。将来はハム職人として家業を継ぐことが目標です。今はECを通じて、手づくりハム・ソーセージの魅力を全国へ届けています。
一番好きな商品はアイスバイン。