豚の置物の意味って?直売所で増えたご縁のお話|ハム工房 HISAMATSU

豚の置物の意味って?直売所で増えたご縁のお話

大きな紙袋を抱えたお客様がいらっしゃいました

先日、直売所にあるお客様が大きな紙袋を手にご来店されました。
「お家では使わなくなったから」と、袋の中身を見せてくださいます。
中から出てきたのは、豚の置物をはじめ、ブリキのじょうろや小物入れなど、豚をモチーフにした可愛らしい品々でした。
せっかくいただいたご縁ですので、私たちは全部を直売所に飾らせていただくことにしました。

直売所に、豚さんが増えました

以前から直売所にあった豚の置物と並べてみると、質感も雰囲気もよく似ていました。
まるで前からここにいたかのような、不思議な安心感があります。
棚の上が少しにぎやかになり、作業の合間にふと目に入ると、気持ちがふわっと緩みます。
いろんな表情の豚さんたちが、今では直売所のちょっとした名物になっています。

豚の置物には、こんな意味が込められています

豚の置物をいただいてから、豚がなぜ縁起物として扱われてきたのか気になって調べてみました。
豚は世界各地で、古くから「富や豊かさ、幸運」の象徴として扱われてきたそうです。
中世ヨーロッパで豚が繁栄の象徴になった背景には、雑食性で飼育しやすいことや繁殖力の高さ、育てれば食料になり売れば財産にもなるという実用的な価値があったといわれています。

つまり昔の人にとって、豚を飼っていることは「食べ物と財産を持っている」ことと同じ意味を持っていたのです。

面白いのはドイツの例で、「Schwein haben(シュヴァイン・ハーベン)」という言葉があります。
直訳すると「豚を持っている」ですが、実際には「運がよかった」という意味で使われるのだそうです。

ドイツでは今も、豚をかたどったお菓子を新年に贈る習慣が残っているといいます。
豚の置物には、こうした「暮らしを支えてくれる存在」への感謝や願いが、昔から込められてきたのかもしれません。

直売所には、今何匹の豚さんがいるかご存じですか?

今回いただいた豚の置物は、私たちにとって単なる飾りではなく、お客様とのご縁そのものだと感じています。
一つひとつ表情も質感も違う豚さんたちが並ぶ棚は、直売所に来てくださった方々の温かい気持ちが集まった場所になりました。
豚の置物の意味を知ってから眺めると、また違った愛おしさが感じられるかもしれません。
直売所にお越しの際は、ぜひ棚の豚さんたちに目を留めてみてください。
今、何匹の豚さんがいるか、お気に入りを探しながら数えてみるのも楽しいひとときになるはずです。

筆者について

久松勇斗

久松勇斗

ECエンジニアから、ハム職人へ。

2021年に新卒でアクセンチュアに入社し、大手企業のECサイトをつくるエンジニアとして経験を積んできました。現在はその経験を活かし、家業であるハム工房 HISAMATSUのオンラインストアを運営しています。

IT業界から食肉製造業へ。将来はハム職人として家業を継ぐことが目標です。今はECを通じて、手づくりハム・ソーセージの魅力を全国へ届けています。

一番好きな商品はアイスバイン。

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